スパイダーマン2
SPIDERMAN2
2004年 アメリカ
スパイダーマンであることを受け入れた「
ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)」。しかしその日常は順調ではなかった。
親友「
ハリー・オズボーン(ジェームズ・ブランコ)」は、スパイダーマンを父の敵とつけねらっている。もはや一緒に住むわけにはいかない。
一人暮らしを始めたピーターは、日々スパイダーマンであることに追われ、遅刻を繰り返した。アルバイト、大学……。
「
メリージェーン・ワトソン(キルスティン・ダンスト)」が出演する舞台も見に行くことができなかった。
その夜、ピーターの身に異変がおこる。突然クモの糸がでなくなったのだ。
そして、ピーターはMJの婚約を知る。
スパイダーマンであることに悩むピーターは、一つの決断をした。
スパイダーマンをやめる。
しかし、悪の芽は日に日に大きくなっていた……。
「1」よりも、明らかに問題は増えてます。
ピーターの、スパイダーマンであるが故に上手く事が回らない状況もいいですね。
ピーターという人物に関しては、これでいいのかなぁと思います。
しかしながら、対立軸になるべきハリーとのカラミは極端に少ない。
相も変わらずMJに魅力を感じない。(今回は外見だけじゃなく、中身にも)
中途半端な敵役。
など、物足りない面も多かったです。
ハリーとの絡みを抑えてMJとの関係を描きたいのはわかるけど、
どうしても「
なぜそこまでMJを!」という疑問が頭の隅に残って馴染めないんですよ。
あくまで個人的な問題ですが……。
Dr.オクタビアス。もう少しピーターと情を交わしていればラストの盛り上がりがレベルアップしたのでは?
けっきょくストーリー上で一番良く思えたのは、
ピーターがメイおばさんに、叔父の死の真相を話すところでした。
VFXは精度の上がってるところと、合成やCGの質が悪い所の差がけっこうありました。
とくにオクトパスのアームと人が合成される部分が悪かったと思います。
スパイダーマンの動きが少し良くなってただけに残念でしたね。
それよりも、カメラワークというかシーンそのものというか、
「
マトリックス」を連想させるような場面がいくつかありました。
ビル間のジャンプはもちろんですが、
暴走列車を止めたあと、スパイダーマンを人々が担いで後ろに送るシーン。
「
マトリックス レボリューションズ」のラストシーンを思い出しました。
私としては「1」よりかは少しダウンかな。
単純に、
ゴブリンのほうが、
オクトパスより感情移入しやすいというだけなんですけどね。
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